第6章 帰り道
しずくが着替えて戻ってきたけど....
ヤバい。単細胞ってTシャツ着てる しずく。
なんか、じわじわくる。
「...........これは、ないわ。」
しずくが呟く。
「ブッ、ハハハハハハハハハハ!!やべーな。似合わねぇwwww」
「雰囲気ガラリと変わるなwwそっちのが、絡みやすいしいっそ、その服着てクラス来いよww」
田中と西谷が吹き出す。
「...やっぱ、上もデカいっすね。」
....確かに。
Tシャツがスカートと同じ長さまであって、下履いてないみたいになってる.........。
綺麗な脚してんな。すらっとしてて白い。
当たり前だけど、男とは全然違うっていうか....。
「.......人の足まじまじとみて、なに?」
「!?え、ごめ、俺そんなに見てた//?」
顔が熱くなる。
うわー。エロいとか変態とか思われてないかな。
でも確かに女子の脚ガン見とか......ないわ。
「別に。もう、帰るから。」
「あ、待てって。俺達ももうすぐ帰れるから、一緒に帰ろ!」
「.嫌。....って言ってもどーせ、引き止めるんでしょ。私、待つの嫌いだから、早くしてよ。」