恋の乱 〜 才蔵さんとの初めての夜【R18】【裏】
第1章 一
あ、才蔵さんの指が、私のあそこに…。
やだ、汚いのに、恥ずかしい。
春画でもこういうのは見たけど…。
その時はとてもドキドキした。
本当に触るんだ…。
春画では女の人が気持ち良さそうにしてたけど。
気持ちいいのかな?
正直よくわからない。
あ、指が動いてる…けど。
ちょっと痛いかも。
どうしよう…。
気持ちいいふりした方がいいのかな。
友達は時々は気持ちのいい振りをすることもあるって言ってたけど…。
ちょっと余裕ないかも…。
そんなことを目を瞑ったまま考えていた。
すると才蔵さんの手があそこから離れた。
「怖がらなくていいから」
私は目を閉じたまま頷くので精一杯だった。
するとお腹のあたりに生温かく柔らかいものが触れる。
え?っと思って薄眼を開けて見てみると、才蔵さんが私のお腹に唇を這わせている。
お腹に何度も口づけを落としながら手は腰やお尻や太もものあたりを撫でている。
口や手の感覚がとても柔らかく、こわばっていた体の力を少しずつ抜くことができた。
「うつ伏せになって…」
そう言われて体をゆっくりと反転させる。
すると今度は背中やお尻に口づけを落とされ、同じように手がいろいろなところを触れ、撫でられる。
その触れ方がとても柔らかくて優しく、私は体を揉みほぐされているように感じた。
再度、仰向けにされる頃には、だいぶ体から力を抜くことができ、恐怖心も少し薄れていた。
才蔵さんの唇は太ももやふくらはぎ、そして足の指まで、私の全身にくまなく這わされた。