第1章 迷子札ー黒尾鉄朗の場合ー
『ま、まって…クロくん…』
俺が体育館を出ると
その後ろをxxxが追いかけてくる
『クロ…クロくん…ッキャ』
xxxは足を縺れさせ転んだ
『…から…っく…
クロくんが1番だからぁ…
だから…嫌いにならないで…』
xxxは泣きじゃくりながらそう言った
「当たり前だろ
xxxの1番が俺じゃなきゃやだし
今更嫌いになんてなれるわけねぇじゃん…」
俺はxxxに歩み寄り涙を拭った
『クロくん…』
「ごめん…
夜久にヤキモチ妬いてた」
俺はxxxの額にキスをした
『じゃあ…これで仲直り』
そう言うとxxxとキスをする
『ね』
xxxはいつもの様に笑ってくれた
「ありがとう、xxx
好きだよ。今までも、これからも」
そしてまたキスをした