第4章 15cmー月島蛍の場合ー
「離したく無くなるじゃないですか」
俺はxxxを強く抱きしめた
明日xxxはアメリカへ行き
成功率わずか2,5%の大手術をする
手術をしなければ余命3ヶ月
手術で成功すれば普通に暮らせる可能性は上がる
けど、手術で失敗すれば今日で
会えるのは最後
もし失敗したら…
と考えると怖くなった
でも、xxxから選択肢を奪いたくなかった
これは彼女が選ばなきゃいけないことだ
彼女は手術する事を決めた
『蛍くん』
「なに?」
『えっちシよっか』
僕はそのままxxxをソファーへ押し倒した