第3章 小さな好敵手ー木兎光太郎の場合ー
「なぁ、幸太郎」
xxxが風呂に行き
幸太郎と2人きりになった
「何ですか、おじさん」
「おじさんって言うな
俺はxxxと同い年だっつーの」
「老け顔ってやつなんですね」
「うるせぇよ
っつか、なんでお前
そんなに俺の事嫌ってんだよ」
「別に、理由なんて
おじさんには関係ないでしょ」
「てめ『木兎くーん、お風呂空いたよー』
廊下からxxxが
ひょこっと顔を出して俺に言う
『あれ…お取り込み中?』
「ううん、大丈夫だよ。xxx姉ちゃん」
こいつ…
俺と話すときは
あんだけ素っ気ないのに
xxxの時はこれとか…
『木兎くん?』
「あー…風呂行ってくるわ」
『うん…?』