• テキストサイズ

[HQ]短編集

第2章 ドクセンヨクー及川徹の場合ー


「落ち着いた?」




『うん…ごめんね』




俺の家に連れてきて
しばらくするとxxxは
落ち着いたらしく震えも止まっていた











『あの…さ、及川くん

この前の演技の話…してもいいかな?』




「別にいけど…」





正直な所、もう聞きたくない
これ以上真実を知って傷つきたくなかった




















『わ…私ね…
及川くんの事、好きで…好きすぎて
どうかしちゃいそうなくらい好きなの』







思っていたのと180°反対の答えが返ってきた




xxxは顔を真っ赤にしながら
さらに続けた




『女の子たちに囲まれてる時だって
ヤキモチやいて…

エッチのときも…私初めてなのに
及川くん引くくらい気持ちよくって…』





「xxx、待って


演技ってそっち!?」





『そっちって最後まで聞いてたんじゃないの!?』













「俺たち…
すれ違ってただけって事?」




『そう言う事になるのかな?』




「ふはっ

なんだよ、xxxは俺の事
好きじゃないのかと思ってた…」




『そんなわけ無いでしょ

ずっと、ずっと、好きだよ…』





そう言ってxxxは俺に
抱きつきながらキスをした




『キスするの久しぶりだね』




xxxは照れくさそうに笑う





「確かに、1か月ぶりくらい?」




『キスの味も及川くんの体温も
忘れちゃってた』





「じゃあ、もう二度と忘れないように
体に教えてあげる

ベッドの上で」
/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp