第2章 ドクセンヨクー及川徹の場合ー
「遅れてごめんね、xxx」
次の日、俺は放課後にxxxと
2人で話したいと言った
『大丈夫だよ
ところで…大事な話って?』
「あー…
俺たちさ、別れない?」
言っちゃった…
でも流石にあそこまで演技じゃないで…
『そっか…わかった』
「良いの?」
『うん、もちろん』
xxxは俺のこと
好きじゃないってことか…
俺だけが好きで馬鹿みたい
「そか…
じゃあさ、別れるついでに聞いていい?」
『ん?』
「昨日言ってた演技って何?」
『っ!?』
xxxの顔色が変わった
「今までごめんね、気づけなくて
エッチのときも
俺のこと好きだって言ったのも
演技だったんでしょ?
無理させててごめん」
『ち…違「いいよ、無理しないで」
ダメだ…
「もう、xxxのこと…」
これ以上は言っちゃ…
「もうxxxのこと好きじゃないから
xxxも演技しなくていいよ」