第11章 ヤキモチ
夕飯を食べ終わり、お風呂に入ってからまどか は布団に潜り込む。
まどか は青根の事を考えていた。
お父さんが止めなかったら
確実に青根ちゃんにキスされてた……
でも私は嫌がらないでそれを受け入れてしまった。
私は二口の事が好きなのに……
本当最低だ……
暫くまどか は考えていると
スマホにメールが届く。
【ごめん。さっきは悪かった。】
青根からのメールだった。
………謝るんだったらそんな事してほしく無かった。
まどか は【大丈夫、気にしてない】
とメールを返そうとしたが
¨俺は二口との仲を応援する気は無いから¨
青根言った言葉をふと思いし
まどか の心がチクンと痛む。
どうして今更こんな事を……
その言葉がよぎってしまいメールを返信できずそのままスマホを置いた。
……青根ちゃんに会いづらいな。
いつもと同じように接してくれれば良いんだけど……。
まどか はなかなか寝付く事が出来ずにいた。