第3章 色気が無い!
はぁ…また来たのとか言われちゃったよ。
二口の事見に来てるの!
……とか言えないからなぁ。
まどか はその場に寝転がりながらため息をついていた。
「まどか 、パンツ見えるぞ~」
声をするほうを見ると二口が立っていた。
「別に減るもんじゃ無いし、ほっといて。」
まどか は二口に言うが
青根がやって来て着ていたジャージをスカートに乗せた。
「あれ青根ちゃん、もしかしてパンツ見えてた?」
まどか は青根に聞くと
「…………」
無言で頷き、また練習に戻っていった。
なっなんですと!
つか二口も見えるじゃなくて、
見えてるぞって言って欲しかった!
……一応注意してくれたんだもんな。
でも!そんな事はどうでも良い!
二口に見られてしまった……
しかも全然色気の無いパンツを!
恥ずかしい……
もう、このまま寝てしまおう。
まどか は見られてた事が恥ずかしく
そばに置いてあったタオルを枕にして眠ってしまった。