第10章 二口の悩み
まどか が席に戻ると注文していた
ポテトとデザートが来ており
二口はスマホを置いてポテトをつまんでいた。
「まどか パフェ一人で食うの?」
目の前に置かれた大きめのストロベリーパフェに二口は少し驚く。
「そーだよ♪美味しそうでしょ。」
「女って甘い物好きだよなぁ。」
二口はポテトつまみながら呆れていた。
「んー、甘くてめっちゃおいしーい!」
まどか は幸せそうにパフェを頬張っていた。
めっちゃ美味そうに食ってんな……
「なぁまどか スプーン貸して!」
「ん?このスプーン?」
まどか はパフェ食べていたスプーンを二口に渡した。
二口は渡されたスプーンでパフェをすくい
自分の口に入れた。
「…………甘っ!よくこんだけの量食えるな!」
かっ、間接キス!!
なんで普通にやっちゃうの!?
二口の行動を一部始終見ていたまどか は赤面するばかりだった。