第10章 二口の悩み
さてと、歯医者に電話しなきゃだな。
まどか は追分監督と滑津に時間を貰い
電話をかけに更衣室に行った。
よしっ、運よく予約取れた!
これで二口の機嫌も直るだろう♪
まどか はルンルンでスキップしながら
体育館に戻って行った。
部活終了後
二口がまどか に駆け寄る。
「まどか 歯医者どうだった!?」
「歯医者予約とれたよ!」
まどか はドヤ顔でピースした。
「よっしゃ!でかしたまどか !!じゃあ着替えて待ってるから早く来いよ!」
二口は部室に着替えに行った。
まどか は部室に行こうとした青根を引き止め、今日は一緒に帰れない事を伝えると
青根は別に気にする事は無くコクンと頷いて部室へ行った。
青根が部室に入ると二口は着替え終わっており帰り支度をしていた。
二口は青根に部室の鍵を差し出す。
「青根!悪いんだけど部室の鍵かけといてくれねぇ?」
青根は鍵を受け取ると首を縦に振り頷いた。
「じゃあ頼んだ!」
二口は軽く手を振り部室を出ていった。