第6章 バレてしまった!?
まどか は茂庭との会話が終わった為
コートで先輩達相手にブロック練習をしている二口達を見ていた。
やっぱり鉄壁と言われてるだけブロックは凄いな。
先輩達のアタックを高確率で止めちゃってる!!
まどか は二口のブロック練習を見ながら
「はぁ…やっぱり格好いいなぁ…二口…」
思わず声に出していた。
ん?まどか ちゃんもしかして青根じゃなくて二口を見に来てる!?
………だよな。
青根見に来るんだったら一年の頃から来てるはずだよな…
茂庭はまどか の独り言が聞こえてしまいまどか は二口が好きなんだと気付いてしまった。
暫くして休憩時間
二口が茂庭の所にやって来た。
「茂庭さん!まどか と喋ってないで鎌先さん達にトス上げて下さいよ!」
「えっ黄金川が居るじゃないの。」
「アイツにもこっちのブロック入って貰うんでトス上げる奴が居ないんです!元主将が何もしないで見てるってどういう事ですか!?」
「あーもう、わかったよ。少しだけだからな。」
こんな二人の会話に
まどか はクスクスと笑っていた。