第5章 お昼を食べよう!
まどか は青根のお弁当を見て
「青根ちゃんのお弁当美味しそう!
ママさん料理上手だよね!」
嬉しそうに話す。
青根はまどか にそう言われ
箸で卵焼きを持ちまどか に黙って差し出した。
「?青根ちゃん食べていいの?」
まどか はそのまま卵焼きをパクっと口に
入れた。
それを見ていた二口は箸が止まる。
「ん~甘くて美味しい!」
まどか は卵焼きを食べ嬉しそうにした。
「あのさ二人付き合ってんの?」
二口はさっきの行動を見て思った事を聞いてみた。
「へっ?私が青根ちゃんと付き合ってる訳無いじゃん!二口何言ってるのー?」
冗談に聞こえたのかまどか はクスクス
笑いながら話した。
「じゃあまどか これ食べてみてみ?」
二口は食べていたお弁当からミニトマト
を箸で取りまどか に差し出した。
まどか が手で取ろうとすると
二口にその手を叩かれ
「口で受け取れって言ってんの!」
二口はまどか に言い放つ。
「そっ、そんな事恥ずかしくて出来る訳ないでしょ!」
まどか の顔は真っ赤になっていた。
「プッ、まどか 何恥ずかしがってんの?青根の時は普通にしてたのにねぇ?」
二口はニカッと笑ってミニトマトを食べた。