第24章 正直な気持ち
俺はまどか に
本当の気持ちを伝えたい。
リビングに通された二口は
キッチンでお茶の用意をしている
まどか を背後からいきなり抱き締めた。
「きゃっ!二口、もうそんな事しないで言ったでしょ…私は…期待しちゃうから……」
「……期待してもいいよ。昨日はごめん。
俺、昨日まどか に嘘ついてた……
本当は俺もまどか の事好きなんだ。」
「……嘘でしょ?」
まどか は二口の告白をあまり信じようとしなかった。
「……嘘って言われるのは仕方ないか。」
二口はまどか を自分のほうに向かせた。
「…俺の顔を見て?……俺はずっとまどか が好きなんだ。嘘じゃないから……」
そう言って二口はまどか の頬を触り
顔を近づけてまどか にキスをした。
本当に信じていいの?
二口は私の事好きなの?
でも昨日は何で告白を断ったの?
まどか は二口にキスをされながら
頭の中で整理がついていない状態になっていた。
更に二口はまどか の口内を犯す。
既にまどか は考える余裕さえ無くなってしまっていた。