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[ハイキュー!!]素直になれない。

第22章 涙の理由


二口が送ったメッセージを確認した青根はすぐに家を飛び出しまどか の家に向かった。



インターホンを鳴らしてもまどか は出て来ない。

玄関は鍵が掛かっていなかった為、青根は勝手に部屋に上がり込んだ。




青根がリビングに行くとソファーに横たわるまどか を見つけすぐに駆け寄った。




「……青根ちゃん?……何で居るの?」
目の前に現れた青根にまどか は少し驚く。



…………まどか の瞼が腫れてる。


泣いていたに違いない……。



青根はまどか の前で床に座り込み話し出した。
「…………二口からメッセージ貰った。…………まどか の事傷付けてしまったって……」




「……青根ちゃん…………私……二口に振られちゃった……」




青根はまどか の言葉に目を見開く。



……何で二口はまどか の事振ったんだ?


……二口はまどか の事好きじゃ無かったのか?




「…………まどか ……本当に二口に振られたのか?」
青根はまどか の言葉を信じる事が出来ず聞き直した。




「………本当に振られたよ……好きだって言ったら……気持ち応えられないって……でも……でもね……」
まどか はそれだけ言って言葉を詰まらせてしまい涙を流していた。



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