第21章 遊園地!
お化け屋敷を一周して終わり。
「……もう行かないからね!」
まどか は膨れっ面で二口に訴えていた。
「ごめんな。こんな苦手だと思わなかったよ!始終悲鳴ばっかりあげてたもんな。」
「仕方ないでしょ、怖かったんだから!」
二口はニッと笑ってまどか の肩を抱く。
「もう連れて行かないから機嫌直してよ。
お昼食べに行かない?甘い物食べたいだろ?」
「…………甘い物食べたい。」
まどか は照れながら話した。
「じゃあ行こっ!」
二人は遊園地内のレントランで昼食。
まどか が機嫌直してくれて良かった。
二口は美味しそうにワッフルを頬張る
まどか を見て安心していた。
お昼からは
ゴーカートやコーヒーカップ、
もう一度ジェットコースターに乗ったり
射的等のゲームコーナーで楽しんだ。
時間はすでに夕方。
「まどか 、あれ乗ってから帰ろうぜ!」
観覧車を指しながら二口がまどか を誘う。
観覧車……
高いところ苦手だけど二口と乗りたい……。
まどか は暫く考え
「うん、乗って帰ろう!」
二口に笑いかけた。
二人は最後に観覧車に乗って帰る事にした。