第4章 お弁当を届けよう!
「そう思うのはまどか だけだってば!つか、なんで¨ちゃん¨付けな訳?」
「ちゃん付けのほうが可愛いでしょ。小学生の頃は名前で呼んでたけどねっ。」
あの人に可愛さを求められてもな。
絶対迷惑してると思うし。
「とっ、とりあえず私は一緒に行かないから!一人で行ってね!」
「え~薄情だなぁ。……わかったよ、後で一人で行ってくるよ!」
まどか はふて腐れながらも一人でお弁当を届ける事にした。
2限目の休み時間。
青根ちゃんの教室は確か2年A組だったな。
青根ちゃん居ると良いけど。
2年A組の教室に着きまどか 辺りを見回した。
青根ちゃん居ないし……
あれ?あそこに居るの二口じゃん!
青根ちゃんと同じクラスだったの!?
………知らなかった。
てか、青根ちゃんも教えてよ!
いや、教えて貰っても何しようとか無いんだけどさ!
とりあえず、話し掛けてみようかな。