第18章 避けないで!
まどか と青根は近所のスーパーに行く。
「青根ちゃん付き合わせちゃってごめんね。流石にお米は持ちきれなくて。」
「………………まどか になら頼って貰ったほうが嬉しい。」
「そんな事言ったら何でも頼っちゃうよ?」
「………………いいよ。何でも言って。まどか だけの特権だから」
こんな特権は貰えないよ……
まどか は苦笑いするばかりだった。
スーパーに到着しお買い物。
まどか がカートを引っ張って来ると「………………カートは引いてやる」
青根が奪うように持ち去って行った。
青根ちゃん優しすぎるよ……
私はそんな優しくされる資格は無いのに。
まどか はキュッと胸を締め付けられた。
スーパーでは一週間分の食材とお米10キロを買いお会計を済ませる。
「青根ちゃん!ちょっと出入口で待ってて貰える?」
青根はコクンと頷き荷物を持って出入口に向かった。
さっきケーキ屋さん見てケーキ食べたくなったんだよね♪
まどか はケーキを二つ購入して青根が待っている出入口に向かった。