第16章 一緒に・・・!?
朝、一番に目覚めたのは鎌先だった。
!!ちびすけと、二口が一緒に寝てる!!
いつの間にこんな仲良くなったんだ!?
「おいっ、起きろ!」
鎌先は隣で寝ていた笹谷を揺らし起こした。
「………………鎌ち…起きるの早いよ…」
笹谷は無理矢理起こされ眠い目を擦った。
「ちびすけと二口が一緒に寝てんだけど!!」
「あぁ、昨日な二口が隣で寝ればってまどか ちゃんに言ってたんだよ。」
「まじかよ!!つか、二人かなり近くないか!?」
「今度まどか ちゃんに見せてあげよう。」
笹谷はスマホを取りだし二人をカメラで撮っていた。
「…………………おはようございます」
鎌先と笹谷が騒いでいた為青根が起きた。
「うっす青根!ちょっと見てみ?」
鎌先がベッドを指差す。
青根は二口とまどか が一緒に寝ているのを見てすぐに立ち上がり
「………………一階に居ます……」
部屋を出ていってしまった。
「鎌ち、わざわざ青根に見せなくて良かったのに。」
「あ?なんでだよ!」
「……いや、気付いてないならいいや。」
笹谷は苦笑いした。