第16章 一緒に・・・!?
夜明け前
二口はふと目を覚ます。
スマホの時計を確認すると朝の4時過ぎだった。
うわっ、変な時間に起きたな。
二口はもう一度横になりまどか を見ると右足がベッドからはみ出ており落ちそうになっていた。
たくっ、端っこで寝るからそうなるんだよ。
二口はまどか を引き寄せる。
その時にシャンプーの香りがふわりと漂った。
すっげぇいい匂い……
二口は無意識にまどか の髪にキスを落とした。
するとまどか はゴロリと二口の方に寝返りを打ち
「ふた……くち…………フフっ」
寝言を言う。
二口はその寝言を聞いてまどか が起きてしまったんじゃないかとドキッとしてしまう。
まどか の寝息を聞いてすぐに寝言だとわかり二口は少しホッとした。
幸せそうな顔して寝やがって
俺のどんな夢見てんの?
二口はまどか の頭を撫でながら笑った。