第1章 俺の日常
ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。
もそ・・・・・・バンっ!!!
龍「っせえなぁ・・・もうちょっと寝かせろよ・・・。」
と呟き、目覚まし時計を殴った右手をかばいながら
再度布団にもぐる。
龍「痛ってぇ・・・。」
そして30秒もしないうちに拓也が上がってきた。
ばんっ!
拓也「龍~!起きて!!早く起きないと遅刻するよ??」
拓也はドアを元気よく開け、龍を起こす。
龍「もうちょっと寝かせろよぉ・・・((怒」
拓也「だめだって!バスいっちゃうよ??」
龍「ああっ!もうわかったよっ!」
ぶつぶつ言いながらも俺は起きることにした。
すると・・・・。
拓也「龍!?その手どうしたの!?!?!」
龍「あぁ?・・・あぁ・・・・。」
黙る龍。
拓也「もしかして・・・・っ!」
何かに気がつくと拓也はすぐに目覚ましにかけよった。
拓也「やっぱり・・・!!!また、時計壊したんだね!?
今まで何個時計壊したか知ってる???」
龍「えっと・・・・・。10?」
拓也「今日で22個目だよっ!」
すごい顔でおこってくる拓也。
龍「いじゃねぇか・・別によぉ・・・。」
拓也「よくない!!」
そんなおこっている拓也をなだめるように
龍「ほら、いそがないと遅刻するぞ?」
拓也「あっ!ほんとだ・・・って話を流さないでよ!」
龍「まあまあ、事実だし。早く行くぞ?」
拓也「あ・・・うん・・・・。」
拓也がおこっている間に俺は身支度を終え
準備を整えていた。
龍「((時間に細かいやつって扱いやすいなぁ))笑」
拓也「どうしたさ。わらたりして」
龍「いや・・なんでも。」
そうして今日も2人一緒にかたを並べて歩く。
俺の一日はいつもこんな感じだ。
・・・・・・こうして朝が始まる。
今のところは・・・平和だ。