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日常から非日常へ 【薄桜鬼】

第11章 分散行動


その後山崎さんが今回の御所襲撃の扇動者が天王山に向かったと伝えた。

これにより、左之さんは隊を率いて公家御門へ。
一君と山崎さんは予定どおり蛤御門の守備。
近藤さんは天王山に向かった奴ら以外を追討する為の許可を得に会津の上層部へ。
その折、近藤さんが暴走しないようにと源さんも同行。
そして、新八さんと土方さん、残りの隊士は天王山へ、それぞれ行動が決まった。

千鶴ちゃんは土方さん達と天王山へ向かうみたいだな…。俺はどうしよ…。

「潤、お前はこっちに来い。」

「え?」

振り返るや否や左之さんからそう言われた。

「で、でも…。」

「なぁに、心配すんなよ。いざとなったら俺がお前を守ってやるさ。」

頭をポンポンとされ、照れくさかったけど、刀を握る手に力を込める。

「…分かりました。土方さん!俺は左之さん達に着いていきます!」

「ふっ…好きにしろ…行くぞ!」
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