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日常から非日常へ 【薄桜鬼】

第10章 出陣要請


俺の脱走事件(?)からみんな俺の事ガン見してくる。俺パンダか何か?
いや、じゃなくてだな。
あんときは、まぁ…俺なりの答えを出したからであって…もうしないって屯所帰ったときに言ったのに…。

「おい、聞いてんのか山中。」

「は、はい!?」

声が裏返ったぁぁぁ!
そして周りの隊士に笑われる。
土方さん恨むよ!

「今回は総司、平助、山南さんには屯所警備に回ってもらう。」

「分かりました。」

「えー!なんだよ、折角の仕事なのに!」

「うるせぇ、怪我人だろうが。」

ごちゃごちゃ文句言ってる平助とは対照的にしょうがなさそうな顔してる沖田さん。
今回は割と落ち着いてるね。
でも、山南さんちょっと元気無いな…。
やっぱり腕の怪我…。

「山中、お前は総司の代わりに俺達に付いてこい。いいな。」

「はい!」

千鶴ちゃんはどうするのかと、近藤さんに聞かれてついて行くことが決まった。




で、だ。俺はこのあとどうなるんだっけかなーと、考えてたんだよ。
そしたらどうよ、考えても考えても分からなくなってきてるんだよ。
あんだけ薄桜鬼愛してる俺が、なんたる失態。
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