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【トリップしたけど…】テニスの王子様【どうするの?】

第4章 いきなり出会ったよ、黒帽子に。





「そう…。
全く、ドジだね」


『ひっど!!
あれ?弦くんは?』


「俺ならここだが?
…お前は、同じクラスの柳か?」



え!?もうすでに弦くんと柳出会ってた系!?
しかも同じクラスとか…!


良かったね弦くん。
ぼっちじゃなくて。



「ああ。君は真田だな。
テニス部に入るのか?」


「ああ」


「君は?」


『わ、私!?ぇっとね、マネージャー志望。
いちおうね。
ちなみに名前は花奈だよ』


「柳蓮二だ」



知ってます!!


蓮二……。
長くないから普通に蓮二でいっか。


それにしても、精市はいつ私を離してくれるんだろうか。
しかも魔王スマイル健在だし。
そろそろ蓮二が可愛そう。



『この人は幸村精市。
テニス部に入るよ。
気軽に精市って呼んであげて』


「花奈、なに勝手に俺の紹介してるのかな?」


『精市がいつまでたっても怖い顔して怒ってるからでしょうが!』


「俺は怒ってない」


『いーや!絶対に怒ってた!』


「怒ってない」


『怒って「マネージャー志望の人は集まって下さい!」こんな時に…!』



タイミング良く先輩に呼び出され、3人を置いて集まる。



「今から試験始めますねー。
今回は2人、マネージャーを入れたいと思います。
皆さん、頑張って下さいね」



立海のテニス部は、3年に1度マネージャーを募集しているらしい。
だから私はとてつもなくラッキーだったとしか言い様がない。


試験の内容は、ドリンクをどれだけ早く、美味しく作れるか。
あと、テニスの知識がある人が最低条件みたい。


テニスの事は精市から聞いてるし、それなりに上手いと自負している。
精市にテニスを叩き込まされましたからね。


怪我の対処法なんかも試験の内容だったりした。



『精市ー、弦くーん、蓮二ー!』









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