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【トリップしたけど…】テニスの王子様【どうするの?】

第3章 トリップ?……マジか。





やっべぇ…。
精市のお母さんが綺麗すぎて惚れそう。


てか、見ず知らずの私の面倒を見るなんて、どんだけ心が広いんですか。
そして、どんだけ金持ちなんですか…。


確かお父さんは会社員だよね?
……会社員って給料いいのかしら?



『これから、宜しくお願いします。
ぇっと……』


「幸子(サチコ)よ。
さすがにお母さんとは呼べないでしょう?」


『そう…ですね。
じゃあ、幸子さんで』



幸子さんに笑いかけると、初めて笑ったわね…って言われて、つい顔を俯かせる。


それをふふっと笑う幸子さん。
幸子さんは黒魔王ではなさそうだ…。


良かったぁ…。
幸華ちゃんも天使だったし、精市だけか。
魔王に変化するのは。



「さ!今日はもう寝なさい?」


『はい』


「もし誰かが眠りの邪魔をしたら、私に言って?
お話しないといけないから。ふふっ」



……精市の黒魔王はお母様の遺伝か。
納得。


よほど疲れていたのか、私はすぐに眠りについた。









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