• テキストサイズ

【トリップしたけど…】テニスの王子様【どうするの?】

第14章 自由すぎる彼ら。





ゲーセンに入ると、さっそくはしゃぎ出すプリガムファイアー。
弦くんと蓮二はどこから見ればいいか迷ってるみたい。


ブンちゃんと雅とジャッカルはゲーセンとか行きなれてそうだけど、弦くんと蓮二は行かなそうだもんなぁ。
精市はどうなんだろう?


ちらりと隣を見ると、何をしようか辺りを見渡していた。


この感じはどっち!?
行きなれてる?なれてない?



「さっきからなんだい?
俺の顔になにか付いてる?」


『いや、ついてないよ。
精市ってゲーセンよく来るの?』


「よくは来ないよ。
精華が好きだからたまに行くくらいかな」



あ、そっかそっか。
精華ちゃんと行くのか。


精市の提案でとにかくゲーセンの中を一通り見てみることにした。



「おりゃ!!
……っしゃー!」


「くそ!!
また負けちまった!」


『格闘ゲーム?
それって楽しいの?』


「楽しいぜ?
まあ女の花奈には楽しさが分かんねぇかもな」



うん、分からない。
私そうゆう系のゲームしないから余計かもしれないけど。


あ、でも精市が少し興味持ってる。
やっぱ男の子だな。
こうゆうの好きなんだ?



「やっぱりテニスかな」


『そうですか…』



そりゃブンちゃんもジャッカルも、テニスと格闘ゲームだったらテニスの方が好きでしょうよ。


精市も格闘ゲームの楽しさが分からないみたいです。



「…ぷぴーな」


「仁王、なにしてるんだい?」


「リズムゲームぜよ。
なかなか面白いなり。
幸村もやるか?」


「ふふっ。遠慮しとくよ。
なんだか疲れそうだし」



それにしても雅ノリノリですな。
しかもリズム感めっちゃいいし。
なんか意外だな。


雅って色々とキャラがぶれるよね。
時間は守るしリズム感はあるしで、けっこう常識人。









/ 76ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp