第3章 夢と現実の間で見たもの/加州清光【★】
「……加州…君っ…ぁっ…ん…ぅ…うっ…ダメだよ…こんな……はっ…ぁ…」
胸の頂きを弄られながら口内を犯される
その感覚に背筋がゾクリと粟立つ
離された唇からは名残惜しそうに銀の糸が二人を繋いだ
「……様のここ…こんなに感じてるのに…?」
そう言って彼は私の下着を器用に脱がせ秘部へ手を滑らせる
「ぁあっ!!……はぁ…っ…ぅぁ…清光…君っ!!」
急に込み上げて来た快楽に思わず声が出てしまう
「こんなに濡れてて中も凄い熱くて…もう俺、我慢出来ないよ?」
彼はそう言ってズボンを脱ぎ自身を取り出した
「…っはぁ…加州君………来て……?」
既に溶けた表情をして俺を誘う様
そしてその一糸纏わぬ身体は月明かりに青白く照らされてどこか妖艷に見えた
「うっわ……エロい…じゃ様 入れるよ?」
こくん と小さく頷き 覚悟を決める
ぐぷっ ぬちゃ…
卑猥な水音が部屋に響き自分が発していると思うと急激に恥ずかしくなり手で顔を覆った
「何 今更恥ずかしがってんのさ…ほら、手退けて 様の感じてる顔見せてよ」
もう彼には逆らえない