第7章 集会の時間
渚「国語力…?」
殺せんせー「どんなに優れている毒を作れても、
今回の様に馬鹿正直に渡したのでは、ターゲットに利用されて終わりです。
渚くん、君が先生に毒を盛るならどうしますか?」
渚「え?
うーん、先生の好きな甘いジュースで毒を割って、
特製ジュースだといって渡すとか…かな」
殺せんせー「そう。
人を騙すには、相手の気持ちを知る必要がある。
言葉に工夫する必要がある。
上手な毒の盛り方、必要なのが国語です」
それに納得する奥田
殺せんせー「君の理科の才能は将来、皆の役にたてられます。
それを多くの人に分かりやすく伝えるために、
毒を渡す国語力を鍛えてください」
殺せんせーは奥田さんにそう言った。
奥田「は、はい!」
その様子にクラスメイトが苦笑い。
その中、カルマが笑い出した。
カルマ「皆、やっぱり暗殺以前の問題だね(微笑」
渚(殺せんせーの力の前では、
毒を持った生徒でも、ただの生徒になってしまう。
まだまだ、先生の命に迫れる生徒はでそうにないや)
そうして集会…
ケイト「しゅう…かい…//」
カルマ「熱あるんだから寝てろって言われたでしょ?
無理せず寝てれば?
ま、どっちにしろ俺は
堂々とサボるつもりだったし(微笑」
ケイト「ダメだっての;ぅ~ん;」
カルマ「熱あるのに無茶して燃やすって何で?」
ケイト「だって…
腰とか触ってくんなよ、殺せんせーっ!!;」
カルマ「ああ。
だから怒ってたんだ(微笑)
眠る前に歌う子守歌の代わりに
一首詠んであげるから寝てよ。
穏やかな・心の奥に・マグマ池
怒れる時ぞ・火山の如し」
ケイト「それ…何の歌?;」
カルマ「ケイトの心を現した歌。
どうせなら、泣きじゃくってる時の心境も足そうか?(にやにや」
ケイト「いいから黙って添い寝して~;」
結局…二人は集会に参加せず
殺せんせーは後に、体育館へ行ったとか…
ちゃんちゃん♪