第7章 集会の時間
殺せんせー「君に作ってもらったのはね、
先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なのです。
液状故に、どんな所にも入り込むことが可能に」
殺せんせーは机の中へと入り込む。
片岡「どこへ入ってんのよ…」
殺せんせー「しかも、スピードはそのまま!!」
殺せんせーは液状のまま、マッハ20で飛び回る。
その上
殺せんせー「キラン)その上…
相手に動きを止められない!!」
ケイト「!!」
びたん!!
液状になったまま、ケイトを壁に貼り付けさせる
渚「ケイトちゃん!」
殺せんせー「ぬるっふっふっ。動けないでしょう?」
ケイト「ぶちっ)…」
ごおっ!!
その直後
凄まじい風で吹き飛ばされ
殺せんせー「にゅやっ!?;」
ケイト「…殺せんせー
流動性が増したってことはさ…
逆を言えば、バラバラになりやすくなったってことで…
一個一個消滅させていけば、殺せるってことだよね?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
そんな音と共に、炎まで燃え上がる
殺せんせー「え?;あの;」
ケイト「ってことは
炎で燃やし尽くそうか、いっそのこと(黒笑い睨み」
『怒ったケイト、マジで怖い!!;』
殺せんせー「落ち着いて下さい!!;」
ケイト「…くらぁっ(ばたん」
『倒れたーッ!!;』
ケイト「めまいが…;」
殺せんせー「いきなりそんな無茶するからですよ!;
というか…
何で校舎は全く燃えていないんですか?;」
カルマ「ケイト曰く
己の一部として、燃やすものを選べるって言ってたよ。
風邪っぽかったし、後でベッドで休ませようか?」
ケイト「大丈夫;授業終わるまではこのままで;」
カルマ「寝たままじゃ授業受けられないよ?」
などなどと
クラス中が騒ぎになる中、我に返った奥田が…
奥田「だましたんですか!殺せんせー」
殺せんせー「奥田さん。
暗殺には人を騙す国語力も必要ですよ」
殺せんせーはにやりと笑ってそう言う。