第6章 風月流の時間
昼休み…
カルマ「あれ?殺せんせーは?
(ちょうど、暗殺しようと思ってたのに」
渚「あー。
ケイトちゃんに怒られて
わびとして、『ジェラート』買って来いってさ^^;」
カルマ「あー。ぱしられてるんだ(微笑」
ケイト「そうじゃなくて
女性のあんなところ触っといてふざけんな!!!!(ごぉっ!」
拳を握りながら怒るケイトを見て…
茅野「解る気もする^^;」
渚「ケイトちゃん;怒るのも解るけど落ち着いて;」
カルマ「そうそう。
可愛い顔が台無しだよ?(微笑」
ケイト「なっ!!//」
ビッチ「こらっ!
あんたらいちゃつかないの!!」
茅野「ビッチ先生、焼きもち?」
ケイト「え?そうなの?」
ビッチ「違うわよ!!;
それより、あんた…
あいつがいない間に聞きたいんだけど…
自然を圧倒する力、見せてくれない?
今なら、絶対に大丈夫でしょ?(こそこそ」
ケイトの肩を組み
物陰に隠れながら尋ねるビッチ先生。
だが…
カルマ「何影に隠れて聞いてんの?」
ビッチ「何でもないわよ!」
ケイト「えっと…
なら、ここにいる五人だけの秘密ってことで…
護れる?」
『頷く)こっくり』
こっくりと頷く、渚、茅野、カルマ、ビッチ。
それを見た直後…
ケイト「風月って意味、知ってる?」
ビッチ「?日本語でいう
自然とか、風と月のことじゃないの?」
渚「ほかにも
心地よい風と美しい月とか
自然の風物を題材に詩歌・文章を作るとか、文才とか」
ケイト「うん。
こっちでは、自然って意味が一番強いんだ。
理由、その一
自然の中で
何を相手にしたとしても
子孫たちが生き残れるようにするため
先代によって編み出された格闘術だから。
理由、その二
自然の中で
起こるであろう災害=
噴火、地震などに打ち勝つために
研鑚され続けてきた格闘術だから…
ここまでは、至極普通だろ?」
『うん』
ケイト「でも…意外なのは、ここなんだ。
理由、その三
『自然』を己の一部とし
『全てを護り抜くため』に使われる格闘術だから」