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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第31章 夏休み最後の時間




ちょうど、その頃…


ケイト「ピクッ)殺気…」

ケイトが起きた…


だが…

なぜか、下に居る皆は違う話をしていた


がらっ


ケイト「おーい。何してんの?」

渚「あ。ちょうどいい所に。


あの…

さっき衝撃波のことについて聴いてたんだけど


何で、衝撃波は

固体のダイヤモンドまで壊せるの?」

ケイト「あー。その話か。


まず、空気があるだろ?

その空気は、抵抗は0だ。

だから、何でも柔軟に受け流せられる。


それに対し、固体は簡単には潰れない。

硬ければ硬いほど、その影響を受け流せない。

よって、抵抗は高い。

水のような流体よりかは低いがな。


ここまではいいか?」

渚「頷く)うん」


ケイト「つまりだ。

一瞬で与えられた急激な力

それによって伴う変動や

急激な変化に耐えられるかどうか。


そこがみそになる。


つまり、それを自在に受け流せ

抵抗がほぼ0に近い空気の方が、影響をほぼ無にできる。

全体的にばらすことで、各々の影響を減らすってこった。


例えば100の力をくわえたとする。


でも、100方向にばらせられれば

1程度の力による影響しか出ない。


だが、その方向が10だけしかなかったら

10程度の力による影響が出てしまう。


固体で硬ければ硬いほど、抵抗性は高くなり

受け流す方向も数も、どんどん減っていく。


それに伴い、受け止めなければいけない力が

急激に上がってしまうんだ」


『へぇ』


ケイト「だから、固体と流体と気体の中では


その音速を超えたことで発生した『衝撃波』による

急激な変化によって


どれが一番壊れやすいかと言われれば、固体になるんだ。


でもって、一瞬であればあるほど

受け流すタイミングも時間も少なくなっていく。


それ故、合わなくなっていき

壊れる可能性ばかりがあがっていくんだ。


わかった?」


渚「なるほど…」

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