第31章 夏休み最後の時間
そう話している中
ガチャ
扉が開き、ケイトが出てきた。
ケイト「あ。ちょうどいいや^^」
茅野「違うの!;全部聞いてないから!!;」
ケイト「?何言ってんの?
松茸やいて、あぶってただけなんだけど」
三人『え…』
カルマ「何やってんの?
風味が限界だとかぎゃいぎゃい言ってて」
ケイト「だってさぁ…
この臭いは反則じゃん;
生殺しで我慢できないってば;」
カルマ「へぇ~。
だから部屋の外へ出ようとしてたんだ。
コンロの火の中に近い方にやろうと
縛って吊るそうとした時(悪魔笑い」
ケイト「仕方ないじゃん!;
ただやいていただけでもこれだよ!?;
風味が溢れ出てるんだよ!!??;
これ以上溢れだされたら気が狂いそうになるってば!!;」
そう、ぎゃいぎゃいと
詰め寄り合いながら話し合う二人に対し…
渚「あ…そういうことだったんだ;」
茅野「よかったぁ;
てっきり変なことかと…;」
合点がいき、胸を撫で下ろす二人だったが…
殺せんせー「ドキドキを返して下さい!!(ぷんぷん」
渚&茅野「問題そこ!?・・;』
顔を赤く染め、怒る殺せんせーだった
渚「いつも
二人に健全な付き合いをすすめていた殺せんせーが
何でそこで怒るの?;」
殺せんせー「だって…
だって、てっきりそうなんだとばっかりぃぃぃ!!;(涙」
『泣く必要がどこにあるのだろうか;)
…;』
急に泣きだし、叫ぶ殺せんせーに対し
思わず、冷や汗ながらに見つめる四人。
殺せんせー「だって恥ずかしがる二人を見て
にやにやしたかったんですもん;;;(ぐすぐす」
皆『…;』
そうして…
五人は、松茸に舌鼓(したづつみ)をうちながら
笑顔を浮かべて、ちゃんと全部食べるのだった…
できたご飯は…
松茸ごはん
松茸茶碗蒸し
松茸のお吸い物
松茸のお吸い物の煮こごり
などなどで…
食べた人たちは、とっても満足げであったとか^^;
ちなみに…
律もまた、画面の中で食べているように映っていた…
なので…
正確には、六人で楽しんだのだったとさ^^;