第30章 アメリカの時間2
だからこそ、タイマンでは一瞬で終わり
その直後、即座に周囲を感知する事に集中する
といった行動に集中するように切り替え
感じ取った相手に対し、再び間合いを
一瞬で詰めた直後に、瞬殺タイマンといったように
今まででも、動きを切り替えることでできています。
なので、多人数に対しても優勢と思われます。
しかし…
暗殺においては、求められるものが
その状況によって、幾多にも分かれます。
ですので、ありとあらゆる状況を考え
分析し、通じないように修行するというのは正しいですが
それが必ず来るというわけでもなく
練習してきたものとは違う
思いもよらぬことが起こる可能性の方が高いです。
けれど、それは無駄にはならないはずです。
その動きから、別の動きを繋げ
見た事のない動きへと変換する風月流は
極めるまでは大変でしょうが、今は既に極めています。
だから
したことがある行動が
身につけた行動が多ければ多いほど
その幅は、大幅に広がります。
なので…
大丈夫だと、私は思います。
すみませんが…
考えるよりも、ケイトちゃんを信じたいと想ってしまいます^^」
カルマ「…
ははっ。そうだよねぇ…
ありがとう、律(微笑」
律「いいえ。
私の方こそ、感謝しても足りません^^」
そう言い合いながら、ボードに乗ることに…
渚「何でクルーザーなんだろ;」
茅野「それしかないんだって^^;」
ケイト「にしても…
何で殺せんせーが運転?;」
殺せんせー「ぬるっふっふっふっふっ。
運転は任せておいてください!!(キラーン」
ケイト「エロ本読みあさる所もね(きっぱり」
殺せんせー「いえっ!;そのっ!あれはぁっ!!;(あわあわ」
ケイト「大丈夫だよ。
殺せんせーが変態だってことは皆解ってる(きっぱり」
殺せんせー「にゅやあ;(ズーン」
カルマ「何沈ませてんの?…;」
ケイト「んー?
殺せんせーが、実況の仕事を放棄して
エロ本を、一時間半にわたり
読みあさりまくっていた事に関してだよ^^」
カルマ「…;
なんか…別の意味で末恐ろしくなってない?;」
渚「追い詰めてるの無自覚だよね?;」
茅野「大丈夫かな?;」
そんなケイトに
思わず不安になる、三人だった^^;