第5章 大人の時間
ビッチ「受験に必要な勉強なんて、あのタコに教わりなさい。
私が教えてあげられるのは、あくまで実践的な会話術だけ。
もし、それでもあんたたちが私を先生と思えなかったら、
その時は、暗殺を諦めて出ていくわ。
そ…それなら、文句ないでしょ。
後…悪かったわよ、色々//」
『あっはっはっはっはっはっはっはっは!^^』
その言葉に、クラスの皆は笑い出した。
カルマ「何ビクビクしてんのさ。
さっきまで殺すとか言ってたくせに(微笑」
ビッチ「!//」
前原「なんか、普通の先生になっちゃったなぁ」
岡野「もうビッチ姉さんなんて、呼べないね」
ビッチ「あんたたち…分かってくれたのね…(涙ぐむ」
クラスの反応に感動したかのように口元を覆うビッチ先生。
だが…
「考えてみれば
先生に向かって失礼な呼び方だったよね」
「うん。呼び方変えないとね」
「じゃあ、ビッチ先生で」
ビッチ「カチーン)「えっと…せっかくだから
ビッチから離れてみない?^^;
ほら、気安くファーストネームで呼んでくれて構わないn
前原「でもなー。すっかりビッチで固定されちゃったし^^」
ビッチ「うっ!;」
岡野「うん!
イリーナ先生より、ビッチ先生の方がしっくりくるよ^^
そんなわけでよろしく!ビッチ先生!」
「授業を始めようぜ!ビッチ先生!」
その言葉の数々についに怒りが噴出;
ビッチ「いーっ!!!
やっぱ嫌いよ、あんたたちいいい!!!!」
殺せんせー「すっかり、なじんでますね」
烏間「まぁ、一応な」
殺せんせー「ありがとうございます、烏間先生。
やはり生徒には生の外国人と、会話をさせてあげたい。
さしずめ、世界中を渡り歩いた殺し屋などは最適ですね」
殺せんせーは笑って言った。
烏間(こいつ、ここまで見越した上で…
こいつはE組の教師になった理由を頑なにまで語らない。
だが、暗殺のために理想的な環境を整える。
学ぶために理想的な環境に誘導されてしまっている。
皆が踊されているようだ。このモンスターの触手の上で)