第30章 アメリカの時間2

ケイト「あー。

まずは、USF！！


すなわち…

『ウィザーディング・ワールド・オブ・

ハリー・ポッター』に行こーうっ！！（キラーン」


茅野「そんなに力入れる必要あるのかな？^^；」

渚「うん^^；」

カルマ「まあ、いいんじゃない？（微笑）

やっと、取り戻したんだからさ」


そう


説明をしようと

ゴージャス！＆スペシャァール！！などと

大声を張り上げまくっているケイトを見ながら


とても、嬉しそうに

カルマは、微笑んでいた…


渚「…（微笑）

うん、そうだね^^


（その想いが、どんなものか…

どれほどの涙を流したかったのか…


それはきっと、ケイトちゃんにしか解らないと思う…



それでも、僕らは

そんな素直なケイトちゃんが好きだし


これからも、一緒に居たいとも思ってる…



だから…

とても嬉しくて、笑っていた…


その笑顔が、純粋に行動するケイトちゃんが…


本当に、失っちゃいけない

大切なものだったと、解って…」


そう思いながら

ケイトを見つめ、笑顔を見せる渚


茅野「うん！^^（頷く」

それは…

皆もまた、同じだったらしく

笑顔を浮かべていた…


律「では、行きましょうか^^」

ケイト「おーっ！！^^（拳を上げる」


学「…ふっ（微笑）


小さかった時のケイトが…

帰ってきたな…


人に気を使って、考えて

強引に押さえ込んで止まるばかりじゃない…


相手が、笑顔でいて欲しい…


だから


ケイト『ねえ、笑って^^』


小さい時、そう笑って

俺に、手を差し伸べてきたように…（微笑」


そう呟く声は、晴天へ溶けていく…


想いを受け、

それでも空は変わらず、在り続ける…


数々の想い出と共に

今という時が、再び紡がれてゆく…


新たな想い出とも共に…


たくさんの、想いと傷を乗せて…


我々は再び、歩いてゆく…



これからも続く…

果てなき道を…


共に…