第29章 アメリカの時間
ケイト「グランパ…;(ジワッ」
その温かさに…
心が…温もりを覚えた…
相手を愛してやまない…
そんな想いを…
そんな、温かみを…
エヴァン「ケイト…
頼む。解ってくれ…」
ケイト「…グランパ…
悪いけど…
私は、まだ日本に残るよ」
エヴァン「!」
ケイト「心配しないで(微笑)
中学を卒業したら、必ずここに戻ってくる。
ここで、生活するよ。
だからさ…
絶対に帰って来るから…大丈夫だよ^^」
まだ、目に涙を残しながら
満面の笑みを浮かべる…
だが…
エヴァン「ケイト…
このわからず屋がぁーっ!!」
ばきぃっ!!
ケイト「そっちこそわからずやぁ~!!」
ばきぃっ!!
右拳で殴られ、左拳で殴り返す
そして…
カーンっ!!♪
二人による
壮絶な殴り合いが始まった…;
ケイト「口で解らないんなら体で教えてやるぅ~!!」
エヴァン「現役をなめるなケイトォ!!;」
ケイト「なめてるのはそっちだぁぁぁぁ!!!」
二人『うおおおおおおおおおおお!!!!!』
どかばきどこばこどごぉん!!
凄まじい音と勢いと共に
そう繰り出される喧嘩を見て、思わず皆は固まっていた…;
オリヴァ「あーあ;
またはじめちゃって;」
そんな所にやってきたのは…
オリヴァ婆ちゃんだったが…
茅野「わぁ~。
紅茶に、シフォンケーキ!!♪(キラキラ」
渚「おいしそうですね(微笑」
律「ここの部屋は
10m×13m=130平方メートルですね(微笑」
殺せんせー「…大丈夫でしょうか;」
オリヴァ「いつものことだから
ほおっておいてもいいのよ;
いっつも、こうやって戦い合っているのよ。
どっちも曲がらないんだから…;(汗」
カルマ「…でも、それがいい所でもある。
だから、困っているんでしょ?」
オリヴァ「初対面で、気付くなんて…)
…そうだね^^
(まさか…悟さんに似た子がいるなんて…」
学「…凄いな」
殺せんせー「責任を感じ過ぎないで下さいね?
ケイトさんは、それをきっと何よりも悲しむでしょうから」
学「ああ…解っているよ…
ありがとう(微笑」
殺せんせー「いえいえ。
お気になさらず^^♪」←シフォンケーキ堪能中