第29章 アメリカの時間
家に入るまでの間…
渚「あれ?
あそこにある
平べったくて広い家って、何?」
ケイト「あー。
あれは、執事&ガードマンが寝泊まりする場所だよ。
皆、家族みたいに扱われているんだ^^」
渚「どれだけたくさん住むの!?;」
ケイト「全員で98人だよ。
ガードマンは、庭とかの手入れもやってくれてて
執事の役割を担っている人たちもいてさ。
でも、全員同じ強さぐらいなんだよねぇ。
募集する時の、最低限の条件だったし。
こんだけ広いからさ。
家も場所も五か所に分かれて、配属されているんだ(微笑」
渚「そうだよね…;」
茅野「分かっちゃいたけど、凄いよね;」
ケイト「メイド兼ガードマンは48人だぞ?
執事兼ガードマンは、さっき出てきた50人(きっぱり」
『…;
(もう、何もツッコむまい;(汗』
そう意気投合する中
カルマ「あの建物は?」
ケイト「あれが、
ミニバスケ用の体育館と
プロ用の体育館だよ。
そこで、私はバスケの修業をしたんだ^^」
渚「毎日修行やり放題!?;」
ケイト「うん^^」
そして、家に入ってから
ケイトの祖父の部屋に入るまでの間…
茅野「一階建てなんだね…」
ケイト「この景色を壊したくないって理由でさ^^
おかげで、とっても過ごしやすいんだ(微笑」
殺せんせー「確かに。
とても光が入ってきて、心地よいですねぇ(微笑)
心の蔵から、浄化されていくようにも感じます^^(うっとり」
そうして…
グランの案内のもと
五人は、中へ入っていった…
ケイト「…Evan Grandpa(エヴァン爺ちゃん)」
その言葉に
目を上げる…その男は…
美しく、端正な顔立ちをしたアメリカ人の外見をしていた…
エヴァン「…遅かったな」
新聞を畳みながら
ケイトに微笑みかけた
ケイト「説明してたら、手間取っちゃって^^;
そうそう。
私の親友たち、連れてきたよ^^」
その言葉と、彼らの外見に
ずん!ずん!と、エヴァンはケイトへ近寄っていく
ケイト「本当に優しくて^^
いい人たちばかr
ばきぃっ!!!
だぁん!!!
エヴァン「日本人は…
連れてくるなと言ったはずだろうがっ!!!(くわっ!!!」
その叫び声は…
家中に鳴り響いた…