第29章 アメリカの時間
(現在の時代を2015年としてします)
エヴァンの両親、ロッズとセレナ。
彼等は戦時中に出会い、恋に落ちました。
ロッズは1928年産まれ、享年38歳。
その当時、エヴァン13歳、1966年。
セレナは1932年産まれ。享年66歳。
現在ケイトが持つ
ボンバルディアBD700グローバルエクスプレスを完成させた後、死亡。
その当時、エヴァン45歳、ソフィア20歳、1998年。
エヴァンは1953年産まれ。現在62歳。
1971~1987年(18~34歳)、NBAチーム
ボストン・セルティック入団。
1988年、35歳で
マイアミ・ヒートを立ち上げるのを手伝うため抜ける。
その後、監督となる。
25歳の時、イギリス人とフランス人のハーフ
バスケットボール雑誌の記者として現れた
オリヴァと出会って恋におち、結ばれ
ソフィアが1978年に産まれる。
ソフィアが23歳の時、2001年にケイトを産む。
エヴァンにとって48歳の時にできた孫である。
2011年、享年33歳。
ケイトだけを車から投げ、崖から車ごと転落。
その昨年の2010年
日本においての祖父母が殺され、死亡。
日本での身寄りをなくしたため
アメリカへと、祖父母に連れ帰られる。
律「と言った感じですね(微笑」
渚「無駄に長い!;」
茅野「そして細かい!!;」
カルマ「よくこんだけ調べれたね(微笑」
律「はい!有名人でしたので^^」
殺せんせー「なるほど…
日本人が嫌いになったのは、戦後の話でしょうね…」
律「おっしゃる通りです。
彼の父親、ロッズさんは
彼の、目の前で殺されましたから…
アメリカ人嫌いの、日本人の手によって…
「次はお前だ」と刺され、殺されかけながら…
そうして生き残ったからこそ
ソフィアさんという一人娘が生まれ
ケイトちゃんという子に恵まれた…
そのソフィアさんが、20歳にして大当りを引いて
これをもらったとのことです」
渚「…色々、あったんだね…」
カルマ「むしろ、今までで
何も抱えてない人なんていないと思うよ?
それがあるから…
今の自分なんだろうしさ…」
そう言い合いながら…
皆は、少し辛そうな…
苦しそうな表情を浮かべていました…
今までの出来事を振り返りながら…