第29章 アメリカの時間
その数十秒後…
ケイト「ん…
どうしたの、皆?;
深刻そうな顔をして;(汗」
殺せんせー「いえ。
大したことはないですよ^^;」
渚「頷く)うん;(苦笑」
茅野「大丈夫だよ^^;」
それに対し…
ケイト「ジトー)…
あやしい(ぼそり」
『!!;』
カルマ「まあいいじゃん。
過去は過去ってことでさ」
ケイト「…律から聴いたのか;
なら仕方ないか…;
気が重くなるもんな…そういうの;(汗&溜息」
そうして…
場内の空気が沈む中…
カルマ「そうでもないよ」
ケイト「!」
その言葉に、思わず顔をあげた…
カルマ「俺は、ケイトと出会えたから
本当に救われたって思ってる。
正義の大切さも
その正義が、人によって違うってことも…
全部、ケイトがいたから学べたことだって思ってる…
だからさ…
それで、申し訳ないなんて思わなくていいよ」
ケイト「!でm
カルマ「そのおかげで…
俺は、大事なものを手に入れることが出来た…
ケイトとの絆…『想い』って奴がさ…
それが…
どれほどの奇跡の上に成り立ってるかなんて…
言いあげていったら、それこそキリがない…
でも…
だからこそ…思うんだ……
本当に、ケイトに会えてよかったってさ…
今、どういう思いを抱かせようが
どれだけ喧嘩して、ぶつかり合おうが…
俺は…それでいいと思ってる…
だってさ…
居なきゃ、出来ないじゃん…
そういう、くだらないことから
楽しくて温かいことも、ひっくるめて全部さ…(目を瞑りながら微笑む」
その頭の中には…
ケイトと過ごした…無数の日々が、蘇っていた…
バカげたことから
大事な事とを学んだことまで…
今に至るまでの…全てが…
ケイト「ジワッ)…;」
それに…
思わず、涙が浮かんでくる…
申し訳なさから…
ありがとうという想いに…
嬉しさという涙を…
その目に浮かべながら…
ケイト「ありがとう;」
一粒の涙を落とし
あふれ出る涙をこぼしながら…
その想いと共に…呟いていた…