第29章 アメリカの時間
そのジェット機に乗り込んでから…
ケイト「ごめんね、学兄さん。
遅くなっちゃって^^;」
学「そう畏まるなって。
たった5分しか待たされてないぞ?」
ケイト「でも待たせた事には変わらないし;」
学「好きな席に座ってくれ。
ジェット機の運転の調整には、ちょうどいい」
そうして…
アメリカに向かうのだった…
(既に許可は取ってある)
殺せんせー「グローバル・エクスプレスですか…
確か、フロリダ州のマイアミでしたね?」
ケイト「うん。
オーランドにある
ディズニーランドやユニバーサルはよかった(微笑」
茅野「え!?すぐ近くなの?」
ケイト「違う違う(手を横に振る)
東京から奈良ぐらい離れてる。367㎞あるし」
渚「アメリカって…やっぱり広いの?」
ケイト「うん。
銃は持ち歩き可能だし、危険極まりない時は危険極まりないけど」
『…;』
その言葉を聞いた皆は、ほとんどが固まった…
カルマ「…そんなに危ない?」
ケイト「いんや。
去年銃で殺されたのが2人しかいないから、安全だよ」
『安全って言えるの、それ!?;』
ケイト「大丈夫大丈夫。
マイアミビーチに家があってね。
すぐにでも海に出れるんだ^^」
律「とても美しいと有名でしたね^^」
渚「…;
律…
いつからケイトちゃんの携帯にいたの?;」
律「お邪魔してます♪(ウィンク敬礼」
ケイト「どうぞどうぞ^^」
茅野「でも…水着準備してない;(ズーン」
ケイト「大丈夫!とっくに作ってきたから!(バーン」
茅野「どこから出したの!?・・;」
ケイト「鞄!
夜なべしてチクチク縫って完成させたんだ!
さあカエデ!
着てから、思う存分遊びまくろうぞ!!(ゴォ!!」
茅野「おおーっ!!(ゴォ!!」
燃え上がりながら
ワイワイと盛り上がる二人に対し…
渚「…なんか、伝染してる;」
カルマ「仕方ないね…」
渚「?カルマ君、どうするの?」
カルマ「こういう時はさ…
こうすれば黙ってくれるんだよ?(悪魔笑い」
渚(なんか…すっごくやな予感が…;)
にやつくカルマと
それに冷や汗を流す渚だった…;