第28章 安らぎの時間
そうして帰る時…
船の上で…
ケイト「アメリカへ行きたい人、手をあげて~!♪」
茅野&ケイト『はぁ~い!♪(挙手』
ケイト「あれ?カエデだけ?」
前原「いや;さすがに疲れただろ?」
ケイト「どこが?」
片岡「えっと;襲われたり」
ケイト「何に?」
岡島「殺されかけたって聞いたし;」
ケイト「誰が?」
皆『お前だよ!!!!・・;』
最終的に、ほとんどの皆がツッコんだ;
ケイト「きょとん)…?;?;」
カルマ「解ってなさそうだね;
あんな目に遭ったくせに…;(溜息」
ケイト「ん?;
よく解んないけど…ま、いっか^^;」
『いいのかよ!!;』
ケイト「ねえ、カルマ」
カルマ「何?」
ケイト「アメリカにいる爺ちゃんと婆ちゃんに、
挨拶しに来てくれない?
カルマの両親には、もう許可もらったでしょ?
…あとは、こっちだけなんだ…
頼むよ(お辞儀」
カルマ「それ以前に結婚する気だから
行くに決まってるじゃん。
俺は、今からでもいいよ(微笑」
ケイト「!
…そっか^^
それを聴いて、安心したよ(微笑)
ただし…覚悟しておいてほしい…
うちの爺ちゃんは
日本人を、ジャップ呼ばわりしてる…
日本人嫌いが激しいんだ…(うつむく」
カルマ「ふぅん。
気にする必要ないと思うけど?」
ケイト「…そうだね。
信じてるから、大丈夫だよね^^」
カルマ「当たり前(にぃ」
そう、船のへりで話し合いながら
笑い合う二人に対し…
渚「あの…
できれば、僕も行きたいんだけどいい?」
ケイト「いいよ^^」
渚は、そう呼びかけた…
茅野「大丈夫?疲れとか」
渚「大丈夫だよ。
それに…会ってみたいんだ(微笑」
茅野「…そうだね(微笑」
カルマ「ねえ、渚君。
悪いけど、ケイトは渡さないから(微笑」
渚「…うん(微笑)
(ケイトちゃんが、カルマ君を選んで…
カルマ君が、ケイトちゃんを選んだ…
なら、僕は…)
解ってるよ^^;
(僕は…
二人の幸せを願おう(微笑」
汗と共に、苦笑交じりに言った。
そうして…
その三日後、準備を終えて
アメリカへと旅立つ、四人だった…