第27章 決着の時間
そうして…
烏間「とにかくここを出よう。
ヘリを呼んだから、君たちは待機だ。
俺は、毒使いの男を連れて来る」
ガストロ「テメーらに薬は必要無ぇ」
その直後、響いた声に全員が振り向く。
そこには、毒使い男、おじさんぬ、銃食い男
改め、スモッグ、グリップ、ガストロの三人が居た。
ケイト「…何で?」
ガストロ「…借り、返しに来てやったからよ」
ケイト「何の借り?(きょとん」
『どんだけ鈍感なんだよ!!;』
カルマ「借りって言ったら
俺らが、あいつら倒したって事ぐらいじゃん」
ケイト「あ、なるほど(手を打つ」
『納得して手を打ってる場合か!;
状況読め!!;』
ガストロ「俺らは戦う気はねぇ。
第一、俺らは昔こいつに助けられた」
そう言いながら、ケイトの肩に手を回しながら
銃をなめるガストロ
ケイト「あのさぁ…
前々から言いたかったんだけど」
ガストロ「あん?」
ケイト「鉄分とりたいんなら、食べ物の方がいいよ?」
『だからそこじゃねぇだろ!!!;』
ケイトの弱点(?)
どこかずれてる
ケイト「それ以前に助けた覚えが無い(きっぱり」
ガストロ「そりゃそうだ…
ずいぶん昔の話だからな…
遠い昔、俺がまだ軍人やってた時…
俺は危うく死ぬ所だったんだが
そこに紛争の真っただ中を駆け抜けて倒しまくりやがった…
おかげで、俺は無事生き残った。
といっても、こいつらに関しちゃ別らしいがな。
色々と話したんだよ」
スモッグ「お前らに使ったのは、この食中毒菌を改良したものだ。
あと三時間は猛威を振るうが、
その後急速に活性を失って無害になる。
こっちがボスが使えと指示した奴。
これを使えば、お前らマジでヤバかったな」
試験管に入った毒薬を見せて言う。
グリップ「使う直前に、俺とスモッグ、ガストロの三人で話し合ったぬ。
ボスの設定した交渉期限は一時間。
だったら、ウイルスじゃなくても取引はできると」
そう話す三人に対し…