第27章 決着の時間
そう叫ぶケイトに対し…
磯貝「それ…ただの結果論だよな?;」
ケイト「…うん;」
岡野「本当に、大丈夫なの?;」
ケイト「…お前達に会えたことは
世界最高級の幸せだと思ってるからいいんだよ!
絶対生きてりゃいいことあるし
なかったことなんてなかった!!
もし間違ってるなんて言われても
んなもん知るかぁ!」
『開き直った!!;』
各々が反応する中
最終的に開き直った…
その言葉の中に
『どんなに悔いろうが』
涙を流して悔いている姿
『どんなに自分を殺したいと思おうが』
涙を流しながら、自分の命と引き換えに蘇らせようとする姿
『過ぎたことは、二度と変わらないんだ』
最後に涙と共に、痛々し気に泣き叫ぶ姿。
そんな姿が見えたからこそ…
説得力がありまくりだったのだが…
今のでちょっと台無し?;
殺せんせー「結果論ではありますが
理にかなってはいますね(微笑」
烏間「ああ…まったくだ(微笑」
そう微笑みながら言う先生組二人
そんな中、学は立ち上がり…
すくっ
ケイト「ビクッ!)…;
(もしかして…ぶったの怒られる?;」
そう、そわそわするケイトに対し…
学「ありがとう…
おかげで、前を向いて生きていけそうだ(微笑)
本当に…その通りだな。
祖父母が死んで、俺も死にたいと思って泣いていた…
そんな時、悟に会ったんだ…
あいつにあってから、救われてばっかりだった…
そんなあいつが望むことは…
笑顔で、幸せに生きることだもんな…
どっちも苦しんで、潰れることなんかじゃないんだ…(涙)
ぐすっ…
ありがとうな、ケイト。
お前のおかげだ^^」
そう言いながら、その頭を撫でる…
過去の想い出と共に、悟とケイトを重ねながら…
過去の闇によるしこりから解き放たれ、呟いた…
ケイト「こちらこそ、本当にありがとう。
出会ってくれて、
父さんを父さんにしてくれて…
本当に、ありがとう^^」
そう、手を差し出し…
その手を、微笑みながら学も受け取り
満面の笑みと共に、握手を交わし合った…