第27章 決着の時間
学「ああ…そうだ。
けどな…
あいつは、俺が殺した。
あいつを殺したのは…俺なんだ。
解ってる。
本当は解ってんだ…
あいつが、そんなことを望まない奴だって事ぐらい…
そんでも…
結局、今もうずいてうずいて仕方がねぇ!!;
ずっと、苦しくて…
自分を責め続けるしかなかった…
そして…
悟の娘に、また教わった…
色々と回り道しちまった…
遠回りばっかり、しちまった…
そんでも…
今からでも、やり直せるだろうか…
今まで、俺が逃げ出さなかったら
きっと、救えたはずの命を…
見殺しにし続けた、こんな俺でも…
まd
ばきぃ!!
ずさぁーっ!
ケイト「長いわっ!!」
『えーっ!!??・・』
渚「なんで殴り飛ばしたの!?;」
寺坂「殴り飛ばすことねぇだろ!;」
茅野「かわいそうだよ!!;」
ケイト「んなもん知るか!!」
『えぇ!!??;(ガーン』
そう言いながら
ケイトは殴り飛ばした学へ寄った。
ケイト「…バカじゃないか?
過ぎたこと悔いたって、何も返っちゃ来ない。
どんなに悔いろうが、
どんなに自分を殺したいと思おうが
過ぎたことは、二度と変わらないんだ。
それによ…
自分で、そう決めたんだろ?
自分で、そうしようって決めて行動したんだろ?
だったら…
いちいち、ぐじぐじいってんな。
シャキッとしろ!
やれること、全部やってやれ!!
そんでもって…
全員が全員、幸せになれるような未来に繋がるよう
そんな未来に紡げるように、頑張り続けろ!!
それが一番、死んでいった人達が喜ぶことだろうが!!」
殺せんせー「…いつも、そう自分に言い聞かせながら
頑張って生きてきたんでしょうね(微笑&涙」
カルマ「何言ってんだか。
俺の言葉で一番救われたくせに」
ケイト「ギクッ!)…;
とりあえず、頑張って生きてりゃいいことあった!
以上!!」
そうして…
後ろ手に手を組みながら、叫ぶケイトに対し
学は立ち上がり、礼を言うのだった…