第27章 決着の時間
烏間(随分大人になったものだな…この年で)
そう感心しながら、微笑む烏間先生。
殺せんせー「また一つ
人生について、達観してきましたねぇ(微笑」
そう頼もしげに言いながら微笑む殺せんせー
そんな中、学が烏間に話しかける。
学「久しぶりだな。烏間(微笑」
烏間「久しぶりです(お辞儀」
皆(烏間先生が頭を下げた!?;)
ケイト「どうしたのいきなり!
石が降って来ても
決して頭を下げない烏間先生が!!(どーん」
渚「それ失礼だからやめて!!・・;」
烏間「普段の俺はどう見えているんだ?;)
…;
学さんは、俺が第一空挺体にいた頃の上司だ」
皆『え!!??』
寺坂「いや、何でお前まで驚いてんだよ;」
ケイト「だって聞いてなかったから;
父さんは、たまに自衛隊へ
武術の特別講師としてたまに行くってだけだったし;」
学「悟にはよく世話になったなぁ。
風月流だって言わないようにと言ったんだが
風月流の説明をしてから
こんな動きも出来るようにしないとダメだぞって教えて…
風月流とは名乗らなかったが…;」
烏間「だが…
プロがプロとして向き合うにあたり
相手を思いやる心を持つ大切さを教わった…
相手を思いやるからこそ、全力で向き合えと…」
学「そうだな。
鷹岡も烏間と同じ同期で、
同じように教わったこともあったっけな。
あいつは、意味を取り違えたみたいだが…」
ケイト「…
鷹岡さんは…逮捕かな」
学「そりゃそうだ。
俺も、同じように逮捕されたからな」
烏間「お言葉ですが
すぐに無罪放免となっていましたよね?」
学「あ、ああ^^;」
烏間「…何で、防衛省を抜けたんですか?
あなたなら、きっと立派な指揮官に」
学「俺はまだ、自分を許せていない。
きっと一生、ずっと許せないだろう…
だから、俺は…
二度と、戻るわけにはいかない。
あいつと築き上げた、この力を…
もう二度と、振るう資格など俺にはない。
そう思っていた…」