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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第27章 決着の時間




あと…僅か、数m


ケイト「カルマ…(微笑」


そう言いながら微笑み

思わず、左手を伸ばして近付くケイト


それに対し、微笑みながら

思わず、軽く両手を広げるカルマ…



だが…


だぁん!!


その後に…

一発の銃声が鳴り響き…


ケイト「っ…

(ぐらっ)


っ…

ごめん」


どしゃ…


再びケイトは、血と共に倒れ落ちた…


皆が皆、油断し切っていた時の出来事だった…


『!!!』


それに対し、驚きの表情に包まれる皆…


視界が暗闇に染まる中、ケイトは…

それ以外、言葉が思いつかず…

「ごめん」と、言ったのだった…


「やった…

これで、私はまだ長生きできる!(微笑」


そう撃った人が叫ぶ。


その人は…

遠い昔、ケイトの祖父母を殺した院長だった…



カルマ「…」


その直後、カルマが凄まじい怒りの形相で

その男を、右拳で殴り飛ばした。


「ぐああ!」


ずさぁーっ!


フェンスまで綺麗に吹き飛ばされるも…



それを睨み据え、怒りに顔を歪め…


吹き飛ばされる男に

まだ飛び掛かろうとした時…


学「やめろ!

こいつは俺が縛っておく!


お前はケイトを見ろ!!

大事な奴なんだろっ!!??


これ以上やったら、両方死ぬぞ!!」


その言葉に…

拳が途中で止まる。


烏間(あの方は、確か…)

そう思いながら

烏間が、老人を縛る学を見つめる中…


カルマは…

近付いていた…


殺せんせー「肺を撃ち抜かれ、心臓すれすれ;

止血しても助かるかどうか…;」


カルマ「ケイト…」

ケイト「…」


抱き起こすも、何も言わない…


カルマ「っ…」


思わず、ケイトを抱き締める…


しかし…

何も返っては来なかった…


だが…

こつっ


カルマ「?」


胸に異物感を覚え

懐に手を入れると…


神器が、入れたままであったことに気付いた。


カルマ「!…これ…」

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