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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第27章 決着の時間




ケイトが、学と話していた頃

鷹岡と渚の会話内容…


鷹岡「謝罪しろ、土下座だ。


そうすれば、治療薬を渡して

こいつも、すぐにほどいて解放してやる。


実力が無いから卑怯な手を使いましたって、誠心誠意な」


渚は鷹岡の指示に従い、膝を地面に着く。


渚「……僕は
鷹岡「それが土下座かぁ!?頭こすりつけて謝れ!」


それに渚は手を地面に付き、

頭を地面にこすりつけるように謝罪した。


渚「僕は。

実力が無いので卑怯な手を使いました。


ごめんなさい」


鷹岡「後、偉そうに「出て行け」とか言ったな。


……ガキの分際で大人に向かって、

生徒が教師に向かってだぞ!」


そう言いながら

その渚の頭を踏みつける鷹岡。


渚「……ガキのくせに、

生徒のくせに、先生に生意気な口を叩いて

すみませんでした」


それでも渚は謝った。


治療薬の為に…


仲間の為に…


命の為に…


その重さを、噛み締めながら…



渚「本当に………ごめんなさい」


鷹岡「よーし、やっと本心を言ってくれたな。

父ちゃんは嬉しいぞ(微笑」


渚が謝ったことで、鷹岡は上機嫌になる。


だが…


鷹岡「なぁ、渚君。

あのウイルスで死んだ奴が、どうなるか知ってるかい?」

鷹岡は笑顔で言う。


鷹岡「笑えるぜ、全身デキモノだらけ。

顔面がブドウみたいに腫れ上がるんだ」



鷹岡「見たいだろ?」

そう言いながら

鷹岡は治療薬の入ったスーツケースを放り投げる


烏間「やっ、やめろーッ!!」

叫ぶが間に合わない。


鷹岡はリモコンのスイッチを押す。


そして、その目の前で治療薬が爆発した。


全員が絶望の表情をする。


空から治療薬の液体と、

治療薬が入っていた瓶の破片が落ちて来る。


そして…


どしゃ…


爆発の後、縛りがとけて倒れ落ちる


その直後


ぎぎぎぎぎ…


縛り付けられていた支柱が、嫌な音を立ててきしみながら


どずん!!


ケイトの上へと、倒れ落ち…


見えたのは…左手だけだったが…



その後にできたのは…


それによる、血の海だった…

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