第27章 決着の時間
いよいよ最上階に足を踏み入れる者たち…
果たして、その運命や如何に?
交渉期限も迫り、時間もないので
早速最上階へと向かうE組一行。
最上階には見張りはおらず、
セキュリティはカードキーが必要な扉のみ。
黒幕もまさか、中学生たちが
ここまで来るとは思っていなかったのだろう。
生徒たちは
烏間の指示に従い、気配を殺してボスに近付く。
そこで使用した技法は…ナンバ。
ナンバとは手足を一緒に前に出しながら歩行することにより
衣擦れや靴の音を抑えられる技法である。
それに対し
通りで、音のある暗殺が減ったわけだと
殺せんせーは感心していた。