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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第26章 伏魔の時間




しかし、

ガストロ(シャッフル!?ややこしいマネしやがって

だが、指示するほどに
名前と位置を俺に知らせることになる。

たった十数人、あっという間に覚えちまうぜ!(にや))
殺せんせー「出席番号12番!
右に1で準備しつつそのまま待機!」

ガストロ(へ?)
いきなりの出席番号呼び!

殺せんせー「4番と6番は
いすの隙間からターゲットを撮影!
律さんを通して、舞台上の様子を千葉君に伝達!」

そして
さらにさらにシャッフル!


ポニーテールは左前列へ前進!
バイク好きも左前に2列進めます!

最近、竹林君イチオシのメイド喫茶に興味本意で行ったら
ちょっとハマりそうで怖かった2人の内、会員カードを発行した方!
撹乱のために大きな音を立てる!」
寺坂「うるせー! なんで行ったの知ってんだテメー!・・(ぷんぷん」


ガストロ(うぉぉぉ…;

誰がどいつでどこにいるのか
全然分からなくなって来やがった!

しかも…
死角を縫って、確実に距離を詰められてる。

特攻覚悟の接近戦に持ち込まれたら厄介だぞ;


早く千葉って奴を特定しねぇと…)

そう思うガストロの
銃を握る手に、汗がにじむ。


殺せんせー「さて、いよいよです、千葉君。

次の先生の指示の後、君のタイミングで撃ちなさい。

速水さんは状況に合わせて彼の後をフォロー。

敵の行動を封じることが目標です。


…が、その前に
表情を表に出すことの少ない
仕事人2人にアドバイスです。


君たちは、今ひどく緊張していますね。

先生への狙撃を外したことで…
自分たちの腕に迷いを生じている。

いい訳や弱音を吐かない君たちは…
「あいつだったら大丈夫だろう」と
勝手な信頼を押しつけられる事もあったでしょう。


苦悩していても、
誰にも気付いてもらえない事もあったでしょう。

でも大丈夫、
君たちはプレッシャーを1人で抱える必要はない。

君たち2人が外した時は、人も銃もシャッフルして…

クラス全員、誰が撃つかも分からない戦術に切り替えます。

ここにいるみんなが
訓練と失敗を経験しているから出来る戦術です。


君たちの横には同じ経験を持つ仲間がいる。

安心して引き金を引きなさい(微笑」


その言葉に…

少し、緊張がゆるんだ…

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