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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第26章 伏魔の時間




「ああ…この日をどれだけ待ったことか…


あいつの血は、きっと…

あの老人よりも、遥かに凄いのだろうな(にやにや」


舌なめずりをしながら

主犯からもらった銃を持つ、元院長



主犯「そりゃそうだ…

あいつは、今までのそれとは出来が違う。


神の力だけでなく

始祖神の力まで身につけた奴だからな…


だが、その力は封印されているようなもんだ。


ほんの僅かでも使えば

ワクチンを壊すと言っておいたからな」


そう言いながら、にたぁと笑う主犯



「楽しみだ…

自然を操る力しか持たない老婆の血よりも上…


くっくっくっ(黒い笑み」



それぞれの思惑が交錯する中…



ケイトは一人、未だに眠り続けていた…


そして、学は

ベッドで眠らされていて、部屋に閉じ込められていた…



そして、

倒した護衛の胸元を探ると…

殺せんせー「ふくらみから察するに、

もっといい武器が手に入るはずですよ」

そこには2丁の拳銃があった


殺せんせー「そして、千葉君、速水さん。

この銃は、君たちが持ちなさい」

それに驚く二人


殺せんせー「烏間先生はまだ
精密な射撃が出来るところまで回復していない。

今、この中で最もそれが使えるのは君たち二人です」

千葉「だからって…いきなり」
殺せんせー「ただし、先生は殺すことは許しません。

君たちの腕前でそれを使えば、
傷つけずに倒す方法は、いくらでもあるはずです」

千葉(俺らが…本物の銃を…?)

速水(今日、エアガンでも失敗したのに…)

そううつむく二人に対し


殺せんせー「さて、行きましょう。

ホテルの様子を見る限り、
敵が大人数で陣取っている気配はない。

雇った殺し屋は一人、二人」


律「皆さん、
これより上の階も専用の非常階段を使わなくてなりません。

その為には、8階のコンサートホールを通り抜ける必要があります」


その頃、コンサートホールでは…

ガストロ(味の悪い仕事になってきたぜ。


超生物を殺す任務のはずが

いつの間にか、ガキどものお出迎え。


くそまずい…

やっぱりうめぇのは…銃だけだ…)


そう考える中…

ガストロは、何かに勘付いた…

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